関ジャム生放送によせて

 

涙が止まらない。

今日は泣いたって泣いたって
いつか笑えるはず そう言って

歌詞の全てが今のみんなの心情を表しているようで、まだまだ終わらないからと歌いきる彼らを見ていられなかった。
見届けたいし、最後の彼らの演奏をこの目に焼き付けたいのに、涙が溢れて視界がぼやけていってしまう。


ここ数日の生放送やレンジャーなどで、とにかくとにかく、年上がしんどいときの末っ子組は本当に踏ん張るなぁと思っていたのだけど、一番気丈に、大丈夫、前を向いていく、次の準備をしている、と言い続けていた錦戸くんが一番最初に泣いて歌えなくなってしまったときに、正直なところ、あぁ、彼が泣けてよかったと思った。ここ最近の錦戸くんは、なんだかこのままいったらぼっきり折れたりしてしまわないか心配になってしまうくらい強く真っ直ぐに前を向いていたから。
泣いちゃうかもなぁって言っていた大倉くんは、すばるくんに向かって微笑んで、あの日交わした約束をずっと覚えているからってメッセージを送ってくれた。安田くんは終始なにかを受け止めるように噛みしめるように穏やかに笑っていたし、丸山くんも泣くもんかと力強く演奏をしてくれた。
きっと四人が村上くんと横山くんをこれまで以上に支えていくんだろう。

そして彼らの中で、渋谷すばるという存在のなんと大きかったことか。
もちろんこれはすばるくんに限ったことではなく、メンバー全員がメンバー全員に対してすごく大切な気持ちを抱いているんだと思うんだけど、だけどやっぱり一番中心にいるのって渋谷すばるなんじゃないかと思っていたから。

幼なじみがおもろいことしとる!って、自分のセッションよりもすばるくんのセッションを見ちゃうひなちゃん、世界的な歌手に正面切って歌でぶつかっていく友を素晴らしいと思う横山くん、最後まで強火すばる担だった丸ちゃん、渋谷が楽しそうに笑顔で歌っているのが本当によかったと笑う、すばるくんを愛で包んでくれた安田くん、かっこよく去ってほしいと力強く言っていて、だけど最後はやっぱり寂しくて涙を見せた錦戸くん、2006年に隣で歌ったことを大切に持っていた大倉くん。

みんながみんなすばるくんを愛していたんだな、と。

そして一瞬崩れた錦戸くんに気づいたのか気づいていないのか、絶妙なタイミングで大きくパフォーマンスをする大倉くん。全員が崩れることはないね。誰かがしんどいときは誰かが笑顔で支える、それが関ジャニ∞だね。

 

最後にすばるがエイターと叫んでくれて嬉しかった。たぶんあの会見以降、一番欲しい言葉だった。嬉しかった、という感情一つでは決してないんだけど、やっぱりまだなんで行っちゃうのって思うし、こんなに泣きそうなほどみんなのことが好きなのに、関ジャニ∞が好きなのにどうしてって思う気持ちもあるし、これからの渋谷すばるを力いっぱい生きてほしい気持ちも山ほどある。
三か月前の自分に言ってあげたい。最後の日を迎えても、感情はまだぐっちゃぐちゃだよって。

錦戸くんが、最後は寂しかったって話しているときに全然顔を見られていなかったね。最後に自分の言葉で話すときも、どこか違うところを見て、泣かないように泣かないようにしているように見えたすばるくん。
自分が勝手をするんだから自分が泣くのは違うという意識だったのかもしれないけど、それでもわたしはすばるくんの剥き出しの感情をひとかけらでもいいから吐き出してほしかったな。いつかそういう機会がどこかにあればいい。

 


しんどいのはたぶんここから。
ジャニ勉からもクロニクルからも関ジャムからもペコジャニからもすばるくんの姿が消えるんだ。まだまだ実感のわかないわたしは、こうやって一週間少しずつすばるくんがいなくなったことを実感させられて、来週の札幌で、六人になったことを痛感させられる。

わたしはまだ全然わかっていないのだろう。
もしかしたらまだまだずっと、渋谷すばるの姿を探し続けるのかもしれない。
だけどそれでもいいって大倉くんが言ってくれたから、自分の気持ちがどうかは、札幌でみんなを見たときに感じた想いを大切にしたいと思います。


だけどとにかく今は、七人で素晴らしいセッションをやりきった関ジャニ∞に、横山裕に、村上信五に、丸山隆平に、安田章大に、錦戸亮に、大倉忠義に、そして渋谷すばるに、精一杯のありがとうと愛を届けたいと思う。

渋谷すばると六人の関ジャニ∞に幸多からんことを。
生放送関ジャム、最高でした。ありがとう。

 

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